高遊外売茶翁顕彰会
〒840-0831
佐賀市松原4丁目6番18号
肥前通仙亭
佐賀市松原4丁目6番18号
肥前通仙亭
- [TEL]
- 0952-65-2152
- [FAX]
- 0952-65-2152
高遊外売茶翁は、佐賀市蓮池町の出身であるものの、その偉大な功績は地元佐賀にはあまり知られていません。
佐賀の文化的な地域遺産である売茶翁を佐賀の誇りにしたいと、平成16年に地元有志で立ち上げたのがNPO法人高遊外売茶翁顕彰会(会長:川本喜美子)です。
活動内容は、売茶翁の認知度を県内外に高めることと、全国有数の茶の生産地である佐賀の茶文化を全国に情報発信すること。
そのため、京都・佐賀に残る売茶翁の足跡調査、講演会や「売茶翁の心おもてなし茶屋」などイベントを行ってきました。
そのため、京都・佐賀に残る売茶翁の足跡調査、講演会や「売茶翁の心おもてなし茶屋」などイベントを行ってきました。
平成20年からは、佐賀市との協働により「高遊外売茶翁顕彰会」を発足し、平成20年度農林水産省「農山漁村(ふるさと)地域力発掘支援モデル事業」の採択を受け、佐賀の地域力(茶文化、シュガーロードといわれる菓子文化、有田焼などの焼き物文化)を活かした取り組みを進めていきました。
平成22年6月26日には、売茶翁の情報発信拠点であり、当顕彰会の活動拠点となる「肥前通仙亭(佐賀市地場産品交流館)」が開館。佐賀の茶文化や売茶翁の功績を紹介する資料を展示するほか、体験型の煎茶セットなど喫茶メニューを楽しめます。ちなみに肥前通仙亭は愛称で、日本初の喫茶店ともいわれる、売茶翁が京都の東山に構えた「通仙亭」が由来になっています。
平成28年10月16日には、売茶翁の偉業を後世に伝えるため、肥前通仙亭の敷地に顕彰碑を建立しました。県産の自然石に、売茶翁自筆の漢詩や若冲が描いた売茶翁の肖像画を刻んでいます。当顕彰会は、売茶翁が目指した、身分に関係なく平等に茶を楽しむという「一茶壺」の世界を継承しながら、今後も佐賀の誇りとして売茶翁の精神を広めるべく活動を進めていきます。
佐賀城本丸歴史館で開催する
「売茶翁の心 おもてなし茶屋」
九州国立博物館で開催した
「売茶翁の心 おもてなし茶屋」。
肥前通仙亭で人気の
体験型の煎茶セット。